団体信用生命保険事業「だんしん」
団体信用生命保険事業「だんしん」
この事業は、共済組合が行う貸付事業に係る資金の貸付を受けている組合員を被保険者とし、全国市町村職員共済組合連合会が契約者となって保険会社と契約し、 被保険者が貸付金償還期間中に死亡または高度障害となった場合、借受人に代わって保険会社が残存債務を組合に返済する仕組みです。
組合員が貸付金償還途中で死亡した場合は、死亡退職者として組合員資格の喪失となり、組合に対して未償還元利金相当額の即時弁済義務が組合員の遺族に生ずることとなりますが、この制度に加入されていると、保険会社から未償還元利金相当額が共済組合に支払われるため、遺族の方は、その返済債務がなくなり、 退職手当金あるいはその他の資金を債務の返済に充当することなく生活維持資金、子息の養育費、あるいは老後の生活資金として、有効に使用することができます。
加入手続など
加入資格及び注意事項…必ずご確認ください。
貸付金残高が10万円以上あり、かつ、加入日現在満70歳未満の方で別紙「申込書兼告知書」の告知事項に合致する方とします。
告知事項
告知日現在、私の就業状態および健康状態は下記のとおりです。
●現在の就業状態
私は、団体信用生命保険への加入を申し込むにあたり告知日現在、病気やケガで休職・休業中でなく、かつ、病気により就業を制限されていません。
(注) | 「就業を制限」とは、勤務に制限を加える必要のあるもので、勤務先または医師等により労働時間の短縮、出張の制限、時間外労働の制限、労働負荷の制限などを指示されている場合をいいます。 |
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●過去3年以内の健康状態
申込日(告知日)より起算して過去3年以内に、別表記載の病気により連続して2週間以上の入院をしたことはありません。
[別表] | 狭心症、心筋こうそく、心臓弁膜症、先天性心臓病、心筋症、高血圧症、脳卒中(脳出血・脳こうそく・くも膜下出血)、脳動脈硬化症、精神病、神経症、 てんかん、自律神経失調症、アルコール依存症、ぜんそく、慢性気管支炎、胃かいよう、十二指腸かいよう、かいよう性大腸炎、慢性すい臓炎、慢性肝炎、肝硬変、 慢性腎炎、ネフローゼ、腎不全、がん、肉腫、白血病、腫瘍、ポリープ、糖尿病、リウマチ、膠原病 |
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加入手続
貸付申込みの際に、別途「加入申請書」に必要事項を記入の上、ご提出ください。
保証料
貸付実行額を10万円単位に切上げ、債務残高10万円につき月額15円で、12か月分を一括徴収します。
(例)債務残高500万円の場合
500万/10万×15円→月額750円
750円 × 12か月=9,000円
保証の開始日
- 新規加入の場合は貸付実行日
- 中途加入の場合は「加入申込書」の申込日の属する月の翌々月1日
保証の終了日
- 共済組合との貸借関係が終了した日
- 加入者の年齢が満81歳に達した日の前日
「債務返済支援保険」のお知らせ
「だんしん」に加入されている方は、病気やケガなどにより就業障害状態となった場合に備える保険に加入することができます。
「だんしん」(団体信用生命保険)は、貸付金を借り受けている組合員がその返済途中で死亡または高度障害の状態になった場合に残りの債務を保障する制度ですが、 この保障のほかに、病気やケガによる入院などで長期間休まれた場合に毎月の返済相当額が最長3年間保険金で補てんされる「債務返済支援保険」に加入することができます。
※ | 「だんしん」に加入されている方が対象になります。 |
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※ | 詳しい内容については、所属所担当課へ「だんしん事業加入手続のご案内」を配布しておりますのでご参照ください。 |